皮下脂肪を漢方薬で落とす

ダイエットのためのサプリメントが店頭でも多く出回っています。これらのサプリメントの成分としてはオリゴ糖、カプサイシン、カプシエイト、ガルシニア、菊イモ（菊芋）、黒酢　もろみ酢、コレウス・フォルスコリ、食物繊維などが多いようですが、特にガルシニアなどに含まれる有効成分のヒドロキシクエン酸(HCA)が、体内で余った糖質の脂肪化を阻害するということで評判になっているようです。


ただし、注意しなければならないのは、これを飲んでいれば大丈夫と思い込まないことで、やはり運動は大切であり、運動を開始する30分前に摂取するのが脂肪を効率よく燃焼させるポイントのようです。


カプサイシンは交感神経を刺激して、アドレナリンの分泌を促進させ、エネルギー代謝を盛んにさせる成分で、代謝が高まりが脂肪燃焼、疲労回復、体温の上昇などを盛んにしてダイエットに有効となっています。これもやはり運動との組み合わせによって効果が高まります。


しかし、こうしたサプリメントに不安を持つ人も多くいるようで、そんな場合は古くから用いられている漢方薬を試してみるのがいいかと思います。東洋医学では身体の中に余分なものが溜まった状態を水毒と考え、この毒素を排出しようというのが特徴です。


例えば「ヘンセキ」という漢方薬は約90年前からあるものですが、１１種類の生薬の配合でできており、体の余分な水毒を取り除いて体の外に出す作用のある成分として、タクシャ、チョレイ、ハンゲが配合され、他にもボタンピ、シャクヤク、ダイオウ、ケイヒなどの相乗効果で血液をキレイきれいにしてくれます。１日３回、１包を食間に服用しているだけで新陳代謝がよくなり、その結果、肥満も解消されるということで、まさに知る人ぞ知る漢方薬のようです。